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ざっかけないマンガたち

ちょっと変わったマンガを紹介します。

勝手に膳次郎 その3

寿司×バトル=∞

どうしても料理漫画をバトルに持っていきたいたがわ先生、何やら邪悪なオーラを放つ職人を見つけてきました。
トゲ付き肩パッドが似合いそう分かりやすい悪人面をしてます。
鮨平はどう立ち向かうのか!?


打倒鮨平を目指す食通からの刺客「寿司盛り込みの鬼」こと味鬼岩造
彼の得意技は激流を舟下りしながら寿司を握ることです。
この無駄にアクロバティックな秘技「激流盛り」で鮨平に挑戦します。
しかしどこからこんなおもしろ人間を見つけてくるんでしょうね。

特訓開始!!
原理はよくわかりませんが子どもが喜びそうな特設セットで激流を再現しました。
付き合わされる弟子がなんとも不憫です。
揺られても決して倒れない「不動握り」を修得するにはまだまだかかりそう。

勝負当日。
ここで起死回生のアイディアが飛び出します。
真ん中をくぼませた変型寿司によって、見事な盛り込みを完成させたのでした。
必殺不動握りも炸裂!

正々堂々勝負した鮨平に対し、岩造は砂糖を寿司に混ぜる反則で失格に。
手軽に味を引き立て、さらに粘着力まで増すというなかなか巧妙な策でした。
恵まれた体格から小者じみたせこい悪事を働きますね。
シメは鮨平のガッツポーズで。(「鮨平喧嘩にぎり」全2話)


いよいよこの読み切りで最後、「無法寿司」(全1話)。
背中のモンモンがたくましい極道上がりの職人がとんでもないネタで寿司を握ります。
「毒にあたっても知らねえぞっ!!」って……。
さすがにそこは気を使ってください。
おもしろいですよ。

以上、短篇集「勝手に膳次郎」のご紹介でした。
「夜の料理人」「庭師一代」に比べて安く出回ってるはずですから、がんばって探してみてください。

その1
その2

(出典)「立合い料理人 勝手に膳次郎」たがわ靖之 スタジオ・シップ 1990

アーテック ねじりはちまき 青/白 1331

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