ある夏の日(白沢まりも)
オ……オデは食う…… ぜ……ぜんぶ食う(スイカを)
スイカおいしいですよね。
次回予告を無視していましたが、みんな大好きちゃおホラーコミックスのスイカ恐怖譚です。
田舎に引っ越してきた優香ちゃんは、村のはずれで爽やかな男の子と出会います。
少年がくれたスイカを食べ、2人はいい感じの雰囲気に。
「種、ついてるぜ……☆」
しっかりと芋けんぴフラグを回収したところで「あのへんにそんなおうちあったかしら……?」と徐々に雲行きが怪しくなってきます。
「スイカ……食べようよ」
なんか少年が病み気味だった。
どうにか逃げ出した優香ちゃんは後日スイカ畑の秘密を知ることになります。夏、スイカ、戦争……。うん、ホラーの王道ですね。牧原若菜先生の作品に比べるとまだまだ修行が足りないかな。(終)
この村はむかし戦争でたくさんの人が死んで、その死体は畑にうめられていたそうです――
次回から牧原若菜の発掘を再開します!
(出典)「地獄少女 閻魔あいセレクション 激こわストーリー」より 白沢まりも ちゃおホラーコミックス 小学館 (2007)