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ざっかけないマンガたち

ちょっと変わったマンガを紹介します。

ドクターコップ無頼

バカは死ななきゃ治らない?
なら殺すまでだ!

以前こちらで紹介した田丸ようすけ「無頼メス」の遺伝子を感じる一品。
「ああ、打ち切りマンガってこう描けばいいんだな」と誰もが納得してしまう暴走っぷりです。
宴会の盛り上げ隊長みたいなネクタイ鉢巻が渋い!平成の無頼メスこと無頼十三が悪党をぶっ倒すぜ!


事件簿(カルテ)NO.1
「反乱戦車を撃て!」

メスをくわえたり、鉢巻に差したりして精一杯のお医者さんアピール。
でも後ろの爆発が気になってしょうがないですね。
事件簿を「カルテ」と読ませるセンスもさりげなくオシャレ。

今回の事件簿(カルテ)は東京のど真ん中でドンパチやり合う荒療治です。
いきなり世紀末なテロが頻発します。
しかし爆発大好きだなあ……。

一応医者らしいとこも見せます。
やっぱり外科手術は素人にも分かりやすくて漫画向き。

そうこうするうちに
せっせっ戦車だ〜!!(クランクランクラン

もう「ドクター」の要素がケシ粒です。
テロの目的は国家転覆だったらしい。
例によって親切な敵が全部説明してくれました。
うまいこと考えてるようで結局勢い任せにしか思えないのだが……。

ハッチをこじ開け、跳弾で内部崩壊を引き起こす作戦です。
マグナムってすげえ!!
無頼なようで、意外に小技が得意なんですね。

黒幕はメスで成敗。
ちょっと医者っぽいぞ!?

あまりに男臭いので、婦警が適宜お色気面を補ってくれます。
平成になっても無頼はスケベでした。

こうして第一話は一件落着となりますが武闘派路線はますます強まり、ターミネーターとか

セクシーナイフ使い

小悪党なサイクロップスとか……イロモノが続々登場。
すぐ負けるんですが。
本当に情けなく倒されてしまうので、続きはみなさんご自身の目で確認してみてください。

現代日本を舞台に洋画のアクションを試みたわけですが、どうも消化不良気味な本作。戦闘、手術の流血シーンは少年誌の割になかなかハードで、でもそこに力入れてもなあ……といった感じ。
評価できるのは小道具の使い方でしょうか。主人公がその場にあるものをうまく活用して窮地を脱するところは、よく考えられていると思います。

と、いうことでこの漫画はぶっとび加減も中途半端、普通の漫画としても今ひとつの駄作です。
そしてこのブログはそういう漫画を扱うところなのです。

(出典)「ドクターコップ無頼」原作:高嶋俊満 画:三鷹公一 集英社 1991

ドクターコップ無頼 1 (ジャンプコミックス)

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R/C ボイスタンク 陸上自衛隊90式戦車

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