ざっかけないマンガたち

ちょっと変わったマンガを紹介します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

星沼別荘(宮城県大崎市鳴子温泉星沼)

鳴子温泉郷最後の目的地は中山平温泉に隣接する星沼別荘である。国道47号を西進し鳴子峡を通過、その先の大谷川沿いに点在する星沼地区の旅館一帯が中山平温泉である。星沼という地名には義経伝説が絡んでおり、あすか旅館から蛇の湯一帯は元々沼沢地で「黒…

食事処おふみ(大崎市鳴子温泉鬼首柏木原)

カツ丼がうまかったというそれだけの記事である。柏木原別荘のすぐそばに、黄色い外壁が特徴のやってるのかやってないのか絶妙に分かりづらい食堂がある。実のところ訪問するまで既に潰れているんだろうと勝手に決めつけていたのだが、先客に勇気づけられ入…

柏木原別荘(大崎市鳴子温泉鬼首柏木原)

個人的な思い出話しなのだが以前私は秋田の由利本荘市に住んでいたことがあって、ひたすらのどかな町をそれなりに気に入っていた。のんびりした生活を続けながら観光スポットと称される地もほとんど踏破し、だんだん飽きてくる。そのうち週末は県外へ繰り出…

鳳鳴平別荘(大崎市鳴子温泉入沢・沼井)その2

前回に引き続き今回も鳳鳴平をご紹介する。本当は一つの記事にまとめようと思っていたのだが、私の悪い癖で書いているうちにあれもこれもと脱線を繰り返し、結局何千字にもなってしまうので読みやすさを考えて分割している(ということにしている)。それで…

鳳鳴平別荘(大崎市鳴子温泉入沢・沼井)その1

紅葉シーズンである。今回訪問する鳴子温泉郷は鳴子峡や鳴子ダムを中心に多くの絶景スポットを有し、1年でもっとも活況を呈する時期となっている。Go Toキャンペーンの波に乗り、県内外の脚光を浴びることで寂れた宿ばかり目立つ鳴子温泉が再興するのを願う…

新川別荘団地(青葉区新川石橋・土手下)

前回まで紹介してきた西仙台ハイランド団地を通り過ぎ、国道48号をさらに西進していくとニッカウヰスキーの工場が見えてくる。この交差点を左に曲がり、のどかな農村を進んでいくと目指す新川別荘団地への入り口に到達する。「別荘」なのか「団地」なのかよ…

西仙台ハイランド団地(青葉区新川佐手山)その3

西仙台ハイランド団地については第1回で中心部、第2回で開発放棄地の広がる佐手山北を紹介してきた。今回は西仙台ハイランド跡地にもっとも近い南側のエリアを紹介する。このエリアも住所地番等で他と区別できる点は乏しいのだが、前回と同様東北電力の電柱…

ハルンフーズ(青葉区芋沢横向山)

マンガもサブカル本も紹介せず、唐突に限界ニュータウン探訪を始めた当ブログだが「奥地」というカテゴリーを新設し、更に迷走を極めていこうと思う。 「奥地」第1回で紹介するのは、住宅街からほど近いところに立地する「ハルンフーズ」というテイクアウト…

西仙台ハイランド団地(青葉区新川佐手山)その2

前回は西仙台ハイランドの中心部を紹介したが、今回はそのエリアと道を挟んだ北側のエリアを紹介していく。西仙台ハイランド団地の住所にまとまな地番は付されていないため、何丁目という概念がないのは当然として、「5-○○○」、「29-×××」といった地番ではど…

西仙台ハイランド団地(青葉区新川佐手山)その1

秋も深まり樹々が色付き始めるこの頃、雑草もその勢力にやや翳りが出始め限界ニュータウンを訪問するには最適のシーズンとなる。 今回訪問するのは宮城県の限界ニュータウンではラスボスともいえる西仙台ハイランド団地である。 132ヘクタールという巨大な面…

高瀬ガーデン(山元町高瀬東石山原・宮後)後編

前回は高瀬ガーデンの概要を記したが、後編ではこの分譲地を特徴づける景観について書いていきたい。 takomusume.hatenablog.com まずは空き家について。高瀬ガーデンを東西へ渡す道路の一画に、空き家の中でも一際荒れ果て、鬱蒼とした木々に囲まれた場所が…

高瀬ガーデン(山元町高瀬東石山原・宮後)前編

山元町では梅ヶ丘団地に引き続き高瀬ガーデンを紹介する。航空写真で見ると一帯はひょうたんのように一部がえぐれており、歪な形状を呈している。通常団地といえば楕円状の街区がほとんどだが、高瀬ガーデンでは未開発の山林がそのままとなっているため歪曲…

梅ヶ丘団地(山元町浅生原下大沢)

残暑も過ぎ去り爽やかな秋晴れとなった今日、限界ニュータウンを訪問するには最適の好天であった。 第1回に訪れたのは宮城県亘理郡山元町の梅ヶ丘団地である。Google Mapの航空写真を見てのとおり団地の半分が更地となっており、その更地に生えた藪が数少な…