ロボコック
男のピストル(笑)
ある日、ナニを切断されてしまった山崎良平は改造人間ロボコックとして蘇った!
股間のアタッチメントであらゆる装備が脱着可能、どんな凶悪犯でも絶世の美女でもイッパツ!
戦えロボコック!
華麗に、スケベに!!
主人公山崎良平は警視庁特捜デカ。
ある日公務中にムラムラしソープで遊んだが運の尽き、ナニを失ってしまいます。
その代わり彼は股間に特殊改造を受け、超スケベマシーンロボコックとして生まれ変わりました。
ロボコックは読者の期待通りろくでもないことにしか使われません。
まずは因縁のSEXアンドロイドに復讐します。
彼女がエクスタシーに達すれば活動停止に追い込めるらしい。
「海綿体増大装置最大ー!!」
「ピストン運動増幅装置作動!」
「グラインド開始ー!!」
「加速装置作動!!」
いちいち局部の動作を解説しながらいたすロボコック……。
楽しそうです。
基本はみなさんご存じの映画をパロったストーリーです。
直球勝負なタイトルも毎度ひどい。
ロボコックをはじめ「インモースペース」「ボッキ・トゥ・ザ・フューチャー」「セクスターミネーター」「マンタッチャブル」などなど。
ひねる気が一切ありませんね。
物語もいよいよ大詰めになってくると
頭だけでシャカシャカ動くロボットや、
強敵ブラックコックが現れたりします。
自ら志願してナニをちょん切ったという彼に対し、思わず主人公も呆れ顔。
「えーきったのかわざわざ!」
もっともなツッコミです。
男同士でつながる荒技によりどうにか勝ちますが、向い合って挿入(♂×♂)する絵面は頭がフットーしそうな暗澹たる気分にさせてくれます。
順調に強敵を倒す良平だが……打ち止めの危機?
そして美人局長の生死やいかに!?
実はすべての結末がたったヒトコマで説明されてしまうのですが、気になる方はぜひ入手を!
- 作者: 国友やすゆき
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1989/12
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(出典)「ロボコック JUNK BOY SPECIAL」国友やすゆき 双葉社 1990