THE 鈴木くん

とうちゃんはロボコップ

華麗なガンアクション！　……ではありません。
難事件を解決！　……もしません。
作者川三番地には「ロボコップ」がこう見えていたようです。
「ニッポンのロボコップ」鈴木くんを巡る、ちょっと変わったほのぼの家族物語。
肩に乗っている子どもの何かを諦めてしまった表情がいい味出してます。

ひろしくんのとうちゃんはロボコップ。
本編では明かされませんが、なんらかの原因で死亡しロボ化したようです。
ハジキの必要な凶悪犯へ勇敢に立ち向かいます。

隠しギミックからかっこよく拳銃を！
決まったぜ……ってあれ、大根？
警察手帳までこども預金通帳にすり替わっていました。
とんだおとぼけロボット……。
銃弾の避け方も阿波踊りを踊ってるみたいです。

炊事に勤しむとうちゃんの様子に異変が。
いたずら息子に鉄拳制裁ならぬロケットパンチ制裁を繰り出します。
しかも脅し文句に「太平洋のどまん中に落とすぞ」ですよ。
私だったらションベンちびりますね。

行方不明になったひろしくんを捜すロボコップ。
飛行・分解機能を駆使して全国を飛び回ります。
生首が飛ぶ姿は微グロ入ってますが、息子を思いやる気持ちは同じ。
やっぱり父親です。

本作のヒロイン島津先生は普段おしとやかできれいなのに……。

パンチラ要員として（各話1回）

または顔芸職人として、ひどい扱いを受けています。
B級アイドルのような活躍っぷりですが、ちょっとかわいそう。

そしてついにロボコップの素顔が……！？
続きは買ってからのお楽しみ！

（出典）「THE　鈴木くん」川三番地　日本文華社　1989

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