おし入れの問題(牧原若菜)
ノゾイテハイケナイ
とりあえずカタカナにしとけばホラーとかいう風潮。
夏休みに少女が見たナニカとは……!?
やさしかったおばあちゃん……。
大好きだったおばあちゃん……。
それがあんなことになるなんて――。
夏休みといえば帰省。帰省といえば田舎。
久々におばあちゃんと会えてうれしそうです。
その夜、異様な物音で目が覚めてしまったユミちゃん。
ノゾイテハ(ry
「今日もいい切れ味だねえ」
台所をのぞくと、魚を楽しげに解体するおばあちゃんがいました。
安達ケ原っぽくなってきましたね!
生魚は一体どこに運ばれているのか……?
ユミちゃんは昨晩の出来事を問いただします。
(焼き魚があるのはだいじょうぶなんですかね……。)
質問してたらおばあちゃんが勝手にボロを出し始めました。
押入れが、怪しい。
開けるなよ! 絶対に開けるなよ!!
まあ、こうなりますよね。
ダメと言われれば開けたくなるのが人間の性。
押し入れにはなにが……?
!?
!?
ペンギンガイタ。(終)
(出典)「本当にあった怖い話」より 牧原若菜 ちゃおホラーコミックス 小学館 2010
- 作者: 小室栄子,牧原若菜,姫川きらら,栖川マキ,かがり淳子,環方このみ,坂元勲,久世みずき
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/04/28
- メディア: コミック
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