「とびっきり楽しい脱力ホラーの世界」の補足
この記事は前回投稿分の補足記事です。
前回の記事をご覧いただいた後にお越しください。
さて、時代は便利になったものでレインボー祐太氏が中古ビデオ屋でせっせとゴミの山からディグった諸作品がYouTubeでトレーラーを見られるようになっています。
幸運なことにアル・アダムソンもジェリー・ウォーレンも発掘されましたので以下へ貼ってみます。ゴミ映画好きはぜひ!
(動画直貼りのためPC・スマホ負荷注意)
アル・アダムソン(予告編)
「ドラキュラ対フランケンシュタイン」
「BRAIN OF BLOOD」
※0:58より車が崖から落ちるシーン有り
「BLOOD OF THE GHASTLY HORROR」
ジェリー・ウォーレン(予告編)
トレーラー1
トレーラー2
ここからは補足どころか完全に蛇足なんですが、実は「脱力ホラーの世界」はタコシェの通販サイト辺りで出始めた頃から知ってはいたんですね。
しかしながらその余りの人気ゆえかすぐに売切れ、追加されてはまた売切れというのを繰り返しいて、実際私も映画はあまり詳しくなく「まあいいや」と傍観していました。
それとこの本の、子どものラクガキよりも更に悪質な、俗悪とチープさの極みみたいな表紙がどうしても気になって買うのを躊躇っておりました。今思うともったいないことをしていたなあと感じます。同人誌は普通、1回売切れたら追加なんてほとんどされませんからね。ここで買うのを躊躇い、その後一生目にすることもなかった可能性の方が高かったわけです。
クソ映画に興味を持つ転機となったのが、HIGH-BURN VIDEOの登場でした。
恥ずかしながらこのレーベルも、「アタック・オブ・ビースト・クリーチャー」が出た直後からなんとなく気にしながら結局買わずにそのままになっていました。
HIGH-BURN VIDEOの第二弾として「グラインドハウス予告編集」が出てからようやく、「予告編集なら見てみるか」というノリで買ってみたところ余りの下らなさに抱腹絶倒となり、その後色々とググりまくったのを思い出します。「快楽殺人トリプル5」を見ては暗澹たる気持ちになり、「シングズ・悪夢のバグズベイビー」ではしばらく放心状態から回復できませんでした。つまり、ニワカです。当時卒論が忙しかったのもあって、あまりどっぷりとは浸からずいまだに初心者です。
その代わりニワカなりにトレーラーが面白いなあというのはごく表面的にかじっており、新宿ビデオマーケットの電子フリーペーパーに影響されて、エクスプロイテーション映画の予告編集を手に入る限り集めたりしました。これは良いシリーズでしたね。
基本的にはホラー映画はクラシックな名作から攻めてみたいとは思っていますが、何しろ入り口がいきなりド下道なところだったので、クソ映画も面白そうなものを同時並行的に見ていければなあというのが夢です。
マンガ紹介もあまり休まずにやっていきたいですね。